道具一覧 — LIST OF UTENSILS

日本の茶道具一覧

茶の湯で用いられる主な道具の一覧です。詳細ページのある道具は、歴史・部位・使い方・中古選びのポイントまで掘り下げています。

点前道具

UTENSILS OF THE PROCEDURE — 詳細ページあり
01

茶碗

ちゃわん / Chawan — Tea Bowl

茶を点て、そのまま口に運ぶ器。亭主の好みと季節がもっとも表れる、茶道具の主役です。

くわしく見る →

02

茶筅

ちゃせん / Chasen — Tea Whisk

一本の竹から削り出される、茶を点てるための道具。奈良・高山で五百年続く竹の工芸です。

くわしく見る →

03

茶杓

ちゃしゃく / Chashaku — Tea Scoop

抹茶をすくう細身の匙。小さな道具ながら銘を持ち、一席の主題を担う「一番の道具」です。

くわしく見る →

04

なつめ / Natsume — Tea Caddy

薄茶用の抹茶を納める漆塗りの容れ物。果実の棗に似たふくらみが名の由来です。

くわしく見る →

05

茶釜

ちゃがま / Kama — Iron Kettle

湯を沸かす鉄の釜。煮え音は「松風」と呼ばれ、静かな茶室に響く音の主役です。

くわしく見る →

06

柄杓

ひしゃく / Hishaku — Water Ladle

湯や水を汲む竹の杓。釜から茶碗へ、一筋に注ぐ所作は点前の見せ場のひとつです。

くわしく見る →

07

帛紗

ふくさ / Fukusa — Silk Cloth

道具を清めるための絹の布。帛紗さばきは、道具とともに心を整える所作です。

くわしく見る →

08

水指

みずさし / Mizusashi — Water Jar

釜に足す水、茶碗をすすぐ水を蓄える器。点前座の景色の要となる、どっしりとした存在です。

くわしく見る →

そのほかの道具

FURTHER UTENSILS — 概説

茶入

ちゃいれ / Chaire — Thick-tea Caddy

濃茶用の抹茶を入れる陶製の小壺。象牙の蓋と仕覆(しふく)と呼ばれる袋に納められ、棗より格上の道具とされます。

建水

けんすい / Kensui — Waste-water Bowl

茶碗をすすいだ湯水を受ける器。「こぼし」とも呼ばれ、点前中は客から見えない位置で控えめに働きます。

蓋置

ふたおき / Futaoki — Lid Rest

釜の蓋や柄杓を置くための小さな道具。竹の引切りが基本で、青磁や染付など趣向の凝った品も使われます。

香合

こうごう / Kōgō — Incense Container

炭点前で焚く香を納める小さな蓋物。炉の季節は練香に陶器、風炉の季節は白檀に漆器を用います。

花入

はないれ / Hanaire — Flower Vessel

茶席の花を入れる器。竹・青磁・伊賀など。「花は野にあるように」と利休が説いた、席の生命感を担う道具です。

掛物

かけもの / Kakemono — Hanging Scroll

床の間に掛ける書画。禅語の一行物が最も格が高く、「掛物ほど第一の道具はなし」と利休は言い切りました。

風炉

ふろ / Furo — Brazier

五月から十月に釜を掛ける持ち運び式の炉。唐銅・土・鉄などがあり、灰形(はいがた)づくりも亭主の腕の見せどころ。

菓子器

かしき / Kashiki — Sweets Vessel

茶菓子を盛る器。主菓子には縁高や食籠、干菓子には盆や振出を。菓子は茶の一部といわれる大切な脇役です。