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帛紗

ふくさ / Fukusa — Silk Cloth

道具を清めるための絹の布。帛紗さばきは、道具とともに心を整える所作です。
A silk cloth for purifying the utensils — folding it settles the mind as well.

LV.2 茶会を開く点前道具裂・織物身に着ける道具

名前と種類 NAME & TYPES

正式名称帛紗・袱紗(ふくさ)
英語名Fukusa / Silk Cloth
寸法約27×28cm(流派で異同あり)。生地は塩瀬が基本
色の習わし男性=紫 / 女性=朱・赤(流派による)。出し帛紗・古帛紗は別種

歴史 HISTORY

帛紗の原型は、利休の妻・宗恩が道具を清めるために工夫したと伝えられます。以来、亭主が腰に着ける帛紗は「点前をする人」のしるしとなりました。

無地の塩瀬のほか、名物裂を写した出し帛紗・古帛紗は濃茶の際に茶碗に添えて用いられます。小さな布一枚にも、裂地の歴史と格式が織り込まれています。

部位の名称 PARTS

  1. 1
    わさ(輪)
    折りたたんだ際の折り目側。扱いの基準になる辺
  2. 2
    耳(みみ)
    縫い留めのない裁ち端
  3. 3
    角(かど)
    さばきで指を掛ける位置
  4. 4
    地(じ)
    塩瀬の生地。厚みで扱いやすさが変わる

使い方 HOW TO USE

一

腰につける

帯・ベルトの左腰に挟みます。これが亭主のしるしです。

二

さばく

「四方さばき」で塵を払い、折りたたんで棗・茶杓を清めます。

三

扱いの注意

絹は水気厳禁。汚れたら買い替えが基本の消耗品です。

中古で選ぶポイント BUYING SECONDHAND

基本は新品で

直接口に入らないものの、清めの道具は新品が望ましいとされます。

中古で探すなら

出し帛紗・古帛紗の名物裂は中古市場が豊富。裂の名称と時代を確認しましょう。

生地の張り

塩瀬の張りが失われたものはさばきにくく稽古に不向きです。

流派の色

自分の流派・性別の習わしに合う色かを確認してください。

この道具のギャラリー GALLERY

悠三堂ギャラリーにある道具

この枠に、悠三堂ギャラリーにある帛紗が並びます。
Pieces held in the Yusando gallery will appear here.