| 正式名称 | 水指(みずさし) |
|---|---|
| 英語名 | Mizusashi / Fresh Water Jar |
| 素材 | 陶磁器・木地曲(きじまげ)・硝子・金属 |
| 蓋の別 | 共蓋(同素材)/ 塗蓋(漆の替蓋) |
水指はもと台所道具の転用から始まり、侘び茶の中で正式な道具に昇格しました。信楽や備前の種壺・芋頭など、日用の壺を「見立て」で取り上げた例は侘び茶の精神をよく伝えます。
唐物の青磁や染付から、和物の志野・織部、木地の曲物まで素材は多彩で、夏には水を張った硝子の涼やかさも好まれます。季節と席の格に応じて最も選択肢の広い道具のひとつです。
点前座に運び、席中の「据えの景色」を作ります。
点前の終盤、釜に水を一杓差して湯相を整えます。
塗蓋は水滴を残さず、共蓋は欠けに注意して静かに開閉します。
もっとも傷みやすいのは蓋。共蓋の欠けや塗蓋の塗直しを確認します。
水を張る道具なのでひびは実用上の問題に。水張り確認済みかを尋ねましょう。
共蓋を失い塗蓋を誂えた品も多く、それ自体は珍しくありません。
共箱・書付・伝来があれば飾り映えも価値も上がります。
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